インフルエンザ流行期と漢方薬


 1月17日時点で松山市内の3つの小学校で学級閉鎖、学年閉鎖となっています。
 インフルエンザには最近よいお薬が出て、従来どおり5日間吸入や内服が必要なものから最初の1回吸入ですむものや、1回注射をすればよいものまであります。去年の3月からは1回だけの内服ですむ薬も出てきました。当院でも処方していますが、これらの薬を使うと体の中のインフルエンザウイルスの量が増えるのを抑え早く熱が下がります。
 漢方薬でも保険診療でインフルエンザの効能が認められている処方があります。初期には麻黄湯(まおうとう)、中期から後期にかけては柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)、竹じょ温胆湯(ちくじょうんたんとう)です。単独でまたは抗インフルエンザ薬と併用します。そのほか感冒、気管支炎などの上気道の炎症に効果のある漢方薬はすべてなにがしかの効果があると思ってよいでしょう。虚弱者の寒がりのかぜに使う麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)が注目されています。
4,5日ですっきり治ってしまえばよいですが、熱が下がっても咳が続く場合やだるかったり食欲の出ない場合は、それぞれに対応した漢方薬をのむと早くよくなります。
次回は1月30日更新予定です。

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